ホンダ・エリシオンMX(2.4FF)


	「エリシオン」
	 

これは快適

この試乗車のセレクトは・・・と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

私の職場の左後ろに座っている上司が、この度異動となり、検討されていた乗り換えについて、リポートいたします。少しはお礼になるでしょうか(^_^;)

「高い目線、3列シート」という条件でこのモデルをセレクトしました。

2400ccVTECは1800kg+私の体重でも低速トルクに不満はありません。下からアルファの2.2Lに劣らない快音を聞かせてくれます。定員数乗っても、スムーズですばやい5速ATがいい仕事をしてくれるし、回す事によって不快になることは少なさそうです。ともすると同乗者に拍手がもらえる?

エンジンも含めて、この車は音がコントロールされています。舗装の不整を越える時も、遠くで「トン」とするだけです。乗り心地も締まっていて快適です。

目線が高いのは長距離では楽そうですね。

快適なのでそのままディーラーに戻ってしまいそうでしたが、ブレイドのDSCに仕事をさせたカーブに一応行きました。

まあ、この全高と重量ですから安定方向ですが、インフォメーションに富む自然なパワステです。2回目のコーナーでは例のFFで早めにアクセルを踏み始めるハードコーナリング(新ハイスピード・ドライビング参照)ができました(^_^;)

それに、ほとんどグラッと来ません。しているのかもしれませんが、不安に感じません。いい踏ん張りをしてくれます。まさかシャープではありませんが、鈍いとも感じません。

軽量アルミ+18インチ(50%)の少しスポーツ系のタイヤにすれば、けっこうやりそうです。でもこの車でそんな事をする人はいないか(^_^;)

それとブレーキがすばらしい。最近試乗した軽量級のプレマシーよりタッチ、剛性感とも上です(ゴルフTSI?ホンダに失礼になりますよ)。

ドライビングシートのこの固さもいいですね。ただ、2列目の座面はちょっと短いのでは・・・(この空間がもったいない)

いやいや、この車の快適さはどうしたことでしょう。例えばインスパイアと比べて車高が高いことがあまりハンディになっていない感じです。サルーンとしての選択枝の一つなのだと認識を新たにしました。

しかしそれは、降りて斜め後ろから眺めると再考を促されてしまいます・・・

例えば、

マルチピープルムーバーでもデザインのできる事は多そうです。ホンダは車の仕上がりに自信を持って、そのポリシーをデザインで「表現」していいのでは・・・マーケティングによるデザインではなくて。

ところで、エリシオン(インスパイアより300kg近く重い)にほとんど一人で乗るようなライフスタイル(前述の上司はこれには当たりません)は、この温かい冬を経験してしまうと個人の権利として許される事なんでしょうか。例えば、フィットに乗っている人と比べて環境に対して負荷をかけることについて「自由」なのでしょうか・・・

ということで、欧州で賞を獲った2.2Lターボディーゼルを早く日本に入れましょう。「温暖化のためにできる事があります」という感じで。

 

いろんな考え方があるでしょう [<G>]  2007-02-13 22:17:22 (火)

フィットにほとんど一人で乗るようなライフスタイルは、この温かい冬を経験してしまうと個人の権利として許される事なんでしょうか。例えば、スーパーカブに乗っている人と比べて環境に対して負荷をかけることについて「自由」なのでしょうか・・・

言い出せばきりがないと思うのです。

-でも、言い出さないと・・・

ライフスタイルにではなく、燃料に対して負担させれば車については一番シンプルでしょうか。

考えるのは自由ですが、環境に負荷をかける自由は・・・  — [Tanac] 2007-02-14 01:48:53 (水)

-父が地下鉄で測量に従事していました。首都圏の方でないと分からないでしょうか、南北線というのは千代田線の次に開通する予定だったそうです。反対運動による土地の取得によって妨害されたという話を聞きました。

予定通りに進めば1mあたり数百万円で出来た事が、億のコストがかかってしまったそうです。人にこれだけの権利があるのでしょうか・・・

2年前から始まった人口減の社会では、今までのような価値観は通用しないのでは・・・数百万で済む事を億はかけていられません。

そうならないためには何がどうなればいいのでしょう。公の高い倫理性は当然ですが、個と公の関係は・・・

今回の六カ国協議の前の北京での根回しに日本は呼ばれませんでした・・・アメリカの中東での戦略(対イラン戦?)によるアメリカの多極主義が、先般のダボス会議でも表面化してきたのではないでしょうか。アジアの事はアジアで・・・そうなったら日本のカードは?

環境対策だと思うのです。それの方がより「正義」だと思います(アメリカのより)。 — [Tanac] 2007-02-14 11:21:44 (水)

-確かに現状のまま手をこまねいていれば、車の購入を許可制にするか、ゼロ・エミッション車が開発されるかしなければ、車に関連する温暖化問題の解決は難しいでしょうね。趣味で車に乗れなくなる日がやってこないためにもTanac様の仰有る通り考える必要はあるというか考えねばならないと思います。 — [<G>] 2007-02-14 18:47:42 (水)

-何をすべきなのか情報が欲しいと思います。妻もこの盆地に永く暮らしてきて、冬の午後に風がないのを気味悪がっています。でも、だからこうしなければならない、というふうにつながらないのです・・・

「だったら明りをつけっぱなしにするのやめたら。」と言えば、朝の暖房を控える方が・・・と不毛な会話に入っていきます(^_^;)

何がどれくらい環境に悪いのか無知なのに気付きます。

そういうサイトがあるかもしれませんね。ほら、灯りを消すのが一番効果的・・・

でも、これを朝、暖房つけて打ってる方が・・・になったら困る(^_^;) — [Tanac] 2007-02-16 12:54:54 (金)

 

酔わないミニバン [Tanac]  2007-02-13 11:58:15 (火)

エリシオンをピックアップした動機がもう一つありました。件のランドクルーザー・プラドの後継車談義の際に、

「エルグランド(先代)でスキーに行くと子供が酔う・・・」とのコメントが・・・

でもその上司は、家庭の事情で3列シートが必要だというので、エリシオンは酔わないのでは・・・という流れもありました。

ところで「ハチドリのひとしずく」は大事な概念ですが、今の日本では、これが染み込んでいく前に両極の氷は無くなってしまうのでは・・・

日本の世間観である「白い目で見られるのをおそれる」を逆手に取るしかないのでは・・・水不足の時にあからさまに洗車をする人はさすがにいないと思うのです。ですから、科学的な根拠に基づいた、二酸化炭素を出すワーストランキングを出して露出させれば・・・

それと、現実的な女性の価値基準(^_^;)に訴えて、「環境にやさしい」「二酸化炭素を出さない」方が得・・・という制度にしないと動かないのでは・・・

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