デッドニング

(オートバックスの解説ページはこちらです)

これは有効!

私は高校の頃、「サウンド・レコパル」というオーディオ雑誌も読んでいました。当時は「CD」が出たばかりで、真剣に「CDとLPのどちらがいいか」といった企画が誌面に展開されていました。自分が生きている間にCDに録音できるようになればいいのに、と望んでいたことが思い出されます。今やハイビジョン番組も録画出来るのですよね。

ジャズなんて聞いたことないくせに、誌でリファレンスとなっていたCDを持って、秋葉原LAOXの最上階やテレオンさんに時々寄り道していました(先日、秋葉原のニュースをテレビで見ましたが、あんなことになってるんですね、秋葉原・・・)。

ダイアトーン(もうないんですよね・・・)のDS-3000をアキュフェーズでよく聞かせてもらいました(JAZZは早々に止めて、クラッシックに変えていましたが)。今思えばスタッフの皆さんはよく相手にしてくれたと思います、あんな高校生を。

私の場合、ハードオフに並ぶ懐かしいオーディオでシカゴやポリスを聴いたら、タイムトリップできるのかもしれません。

今は、リスニングは専ら車内となっています。スピーカーのセレクトは私の購買行動の中では異例なパターンでした。普段はカタログや評価記事等の情報を元に自分でセレクトすることが多いのですが(むしろその作業自体が目的?)、「feel」(http://www.sumi-den.com/)という近所のショップが雑誌のショップリストに載っていて、この辺りではめずらしくメールでも受け付けていたのでメールしました。

返事のメールの「何をよく聞きますか」というコメントに信頼感を強くしました。「カシオペア」と予算を伝え、薦めてきたKICKERをそのままお願いしました。

(そういえば、今は「大きな古時計」や「北風小僧の寒太郎」を子供を寝かす時に使うだけのJBL L20をセレクトする時も丹沢電気のスタッフの方のススメだけで決めました。本来スピーカーはこれではイケないと思いますが、この人がまた凄いのです・・・いつかあの頃のSANSUIでJBLを鳴らせる時がくるといいのですが。)

カーオーディオについて一つだけ拘りがありました。左右のスピーカーとの距離があまりに偏った位置で聞いているのだから、それを補正する”タイムアライメント機能”は必要だと思うのです。

それだけを条件に今度はいつものパターンで候補を絞り、リーズナブルな理由からアルパインで鳴らすことになりました(スピーカー交換のかなり後になってしまうのですが)。

それは、新しく出来たスーパーオートバックスに置いてありました。デッドニング処理をしたドアとそうでないドアが並んでいて、スイッチで切り替えて聴く事ができるようになっているのです。まあ、デッドニング処理していない方のスピーカーが純正品であるのは問題ですが、その差はそれ以上のものでした。すぐにオークションでキットを入手したのですが、今年のゴールデンウィークに「清水の舞台」で処理を決行するまでは「年」の単位の時間が過ぎました。

「feel」さんによるスピーカーの取り付けは配慮あるものであったことも確認できました。てこずっていると子供たちは「今日はパパは使いものにならない」とすぐにあきらめてくれましたが、それに反比例して家内の表情が不気味に静かな硬さを帯びていきました。例えそれがなくても、フロント一枚でもういっぱいでした(ブチルゴムをはがすのが大変でした・・・)。

右だけの処理での評価はナンセンスですが、これは早く左もしなければと思わせる効果です。意外にもテレビの音でちょっとビックリするような低音が出るようになりました。左ドアも処理して「運命」第三楽章の低弦をチェックできるのはいつのコトやら・・・

尚、取り付けは「AudioClub@NSC」を参考にさせていただきました。

(オートバックスにも解説ページがありました)

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