スカイラインはこっち(3500)でしょう
2500の試乗では、とにかくエンジン音が耳に付いてしまいました(スカイライン250GT参照)。各リポートを見ても3500のエンジンは好評なので、こちらに3500の試乗車が入ったら音だけでも一応確認しなくてはと思っていました。
2500の時の本店とは違って、こちらはレクサス店の隣りに日産が当ててきたディーラーで女性スタッフが綺麗なのです(^_^;)
(迂闊にもホンダやスバルに行くような格好で行ってしまいました。)
試乗後に本店での2500の音の経緯を話すと、案内してくれたスタッフは「試乗に出す車は整備されているはずですが・・・」と凛として他店をフォローされたのが好印象でした。
音を確認するだけのつもりが試乗が長くなってしまいました。
このエンジン音は問題ありません。3500rpm弱までで気になっていた音は、J・フェリーのように上品にルルルと少し聞こえたかと思うとすぐに快音になってくれます。ホンダのV6と比較して「迫力系」には変わりありませんが、もう”全く野卑ではありません”(2500はどうしたことなのでしょう)。
ただ、アクセルペダルの初期の応答が敏感すぎるでしょうか・・・燃費走行のようにゆっくり発進しようとするとかなり繊細なペダル操作が要求されます。
あれだけエンジンが凄いのだから、ペダルはもう少し鈍い反応でもいいのでは・・・
2500より敏捷さがあがり、登りのS字だというのに飛んでいく感じです・・・これも軽量化されているのに剛性が確保されている、例のニュータイプです。そのハイパワー版は「飛ぶ」んですね・・・
ただ、私の相棒のレカロSR&BBS付きストリーム(初代)で工事によって出現した直角のシケインを荷重移動後に「えいっ」と瞬間的に120度くらいハンドルを切って、その後アクセルペダル上で待っている右足でアクセルコントロールするというような走りが350GTで出来ないのです・・・やると、身体が横に飛んで行ってしまうし、荷重移動もピッチングが押さえれているからなのですが、何か分かりにくいのです。
でも、これはアウディTT 2.0TFSIの時もそうだったのです。「えいっ」はレカロ(スポーツシート)があってはじめて可能なわけです(ある意味、相棒は350GTが出来ないことができる!)。
それに気付くと、ちょっとリズムが出てきました。4輪操舵はついていませんでしたが、インフォメーションは豊富で自然ないいパワステです。アクティブステアよりスポーツシートを付けるのが先だと銘記したいと思います(レカロ付きの私の相棒は左足を踏ん張らないでハードコーナリングが出来るのですから)。
それとブレーキが素晴らしい。これだけの大きな車をあれだけ(^_^;)突っ込めたのもこのブレーキがあればこそでしょう。コースがTTと同じだったのですが遜色ありませんでした。
V36スカイラインは3500だと思います。私はこういうパターンの時は下の排気量で使いきるように走る方がすきなのですが、V36は2500のエンジン音がどうしても馴染めません。2500は回した時の炸裂感より中低速を重視した方がいいのではないでしょうか(街乗りでもときめきたい)。
ただ、こうなるとFUGAの立場は・・・(皆さんはFUGAの後ろって大丈夫なんでしょうか。Tanacは苦手なんですよね、あのリア。)
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