新型レガシィ 富士スピードウェイ体感試乗会(2)

先月の29日に富士スピードウェイで行われた体感試乗会に参加してきました。有意義なイベントでお腹一杯になってしまい、リポートが遅くなりました(^_^;)

やはり、このサイトのメインである「試乗リポート」から始めようと思います。

最近、幸運にもB9トライベッカの試乗が実現したのですが、同じエンジンのアウトバック3.0Rへの試乗が必要と考えていたところでした。

始めに行われた、プチ・ダイナミックセイフティ・テストとパイロンスラロームを組み合わせたハンドリングコースには、そのアウトバック3.0Rが待っていました(B4 2.0GTとそれぞれ2ラップずつしました)。

アウトバックはハリアーよりもロードクリアランスがあるのに、私のストリームよりもよほどセダンライクです。オールシーズンタイヤのためすぐにスライドしますが、それは漸進的でバランスが取れているから不安感とは無縁です。私にとってはこのようなシチュエーションでは、むしろB4より操作しきれるので好ましいと感じました。

一方、B4 2.0 GTのパイロンスラロームでの切り返しでは「おつり」は感じられず、痛快そのものでした。清水和夫氏はじめスバルのスタッフによる同コースのドライブに同乗させていただきましたが・・・B4がダンスしていました。上手い人が駆ると生き物みたいに見えるんですね、車って。

いやーアウトバックいいですね。かなりオールマイティーです。D型になってライドコンフォートも上がったし・・・家内がアウトバックで私がB4 STI・・・(^_^;)両方レガシィかよ!(by Mimura)

後半はサーキット走行でした。ここでは2.0GTと3.0Rのサーキットでの比較が実現してしまいました。ペター・ソルベルグ選手は高速コーナーでは3.0Rのほうがアンダーが軽いとしていたと記憶していたので、「よーし」とスタートしましたが・・・分かりませんでした(^_^;)というより、高速コーナーをすっかり楽しんでしまったのが本当の所です。

やはり2.0GTの方がS#で炸裂感がありますが、私はむしろその際の振動がコントロールされているのを評価したいと思います(EJ20ターボ良くなりました)。ただ、6気筒のフル加速時の音は素晴らしいですね(この音については、大学で専攻されていた清水和夫氏のお話しを別稿でご紹介します)。

ちなみに、ワゴンボディーの剛性に不満は感じませんでした。

SUBARUはここで悩まないで済むように、2.0GT STIを出してくれたんですね・・・ちがうか。それにしても、このSTIや3.0R spec.Bのステーションワゴンはプレミアムですよね(^_^;)

それと、ストレートでは180km/hを越えますが、そこからのハードブレーキやシケインの手前のブレーキングでも安定しています。踏力で調節できる感触が感じられ剛性感もあるので、いつも感じるSUBARUのブレーキの不感帯の多さもこれを知れば印象が変わるかもしれません。

全日本GTやスーパー耐久等で活躍される現役ドライバーのドライブに同乗させてもらいましたが・・・Battleごっこを演じてくれたのですが、松田晃司選手はDレンジに入れっぱなしで流している感じなんです(挙動は凄いことになっているのに)。こっちでもレガシィは生き物になっていました。

実は、R33スカイラインで日産による同じようなイベントにも参加したことがあるのです(同じFISCOでした。シートポジション参照)。その時は自分のレガシイ RS type RAでもラップしたのですが、1コーナーでスピンさせて星野一義さんに注意されたのは私です(^_^;)

いやー仇をとったという感じですね(え、とったのはSUBARUだ!おっしゃる通りです・・・)。

同乗させてもらってから、またコースを走らせてもらうと(R33のときはそうだったのですが)ラインの大切さを試す事ができてよかったのでは・・・ちなみにTanacは元アルペンスキー・レーサーですから(エスティマ・ハイブリッド参照)、普段からラインを落とされないように走っています(^_^;)

(次項では「コメント」を中心にご報告する予定です。)

レガシィ富士スピードウェイ体感試乗(1)

レガシィ富士スピードウェイ体感試乗(3)参照

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