スバル レガシィ・ランカスターS(BH)

整理できました

 

BHランカスターには、実は前から注目していました。

現時点では私は、BGレガシィのデザインが妙に染み込んでくるのですが(^_^;)、職場の駐車場で毎日見るはBHシリーズの中で例外的にデザインが好印象なのです・・・

ツーリングワゴンとの差から考えると、中に一本の水平線があるグリルとリアのコンビネーションランプの色(ランカスターの方が暗い)が理由ということになります。

しかし、BG後期と同様のグリルを備えるBHツーリングワゴンではしっくり来ないのです・・・やはり、水平対向をイメージさせるBF、BGのような眠そうな目がいいのでは。

(ご明察。妻もそうです(笑))

今やれば、けっこうオリジナリティーが出るのでは・・・

追加されるというスバルのミニバンはそれらを備えていてほしいと思いますが、オートカー誌(07年1月号)に載っていた次期インプレッサのイラストのような(現行D型レガシィのような)ブーメラン・グリルになるんでしょうか・・・。採用する場合は天地を薄くお願いしたいと思います。

「初代」ランカスターとの出会いは少なからず衝撃でした。

サイズを越えた(ビッグボルボのような)ゆったり感、目線の高さによる快適さと操安性との両立は新しいセグメントを創ったのだと思います。

現行(BL)D型アウトバックはそのゆったり感は再現されていませんが、BLの初期からは飛躍的にライドコンフォートが改善し、あれだけの最低地上高を誇る車としてセダン・TWに負けずに「完成」していると思います。

「レガシィの時代がきた!というのに・・・」についての解答は私にとってもテーマでした。私の後継車としてBHランカスターのマニュアルミッションという選択枝が成り立つかの確認も兼ねてBHに乗ることにしました。

BHは、おもしろいほどにBGとBL(D型)を埋めていると感じました(BLの初期を除くと分かりやすくなりますね)。

BHランカスターはハンドルが軽すぎます(BG ツーリングワゴンの軽さは好印象だったのですが)。T&null;anaCar.netのパワステの基準は厳しすぎるかもしれません。BP・D型レガシィを結構乗ってしまいましたから(レガシィ富士スピードウェイ体感試乗(2)参照)。

ジムカーナの練習会参加以降、私の相棒レカロ・BBS付きストリーム(初代)でアクセルを踏んで曲がるコーナリングの練習は続いています(ハンドリングにおけるシート参照)。その経験は、BHとBL(D型)の差を浮き彫りにしてくれました。BHはグリップ破綻後の挙動が突然でコントロール不良です。パワステもその付近での情報が少なく自然ではありません。

どっしりした乗り味そのものは、D型より好ましいかもしれません(まっすぐだけならですが)。

「レガシィ」の枠を越えて、拘ってきた水平対向+シンメトリカルAWDという類稀な高い資質で、これだけ運転して楽しい車(BP/BL)を「スバル」が「完成」させてくれた事を歓迎したいと思います。

私のスバルとの出会いは、ブガッティEB110をリポートするカーグラフィックの記載でした(レガシイ RS type RA参照)。ブガッティEB110のステアリングの切り始めのシャ-プな反応のリポートとして、なんと「レガシイRS-RAのようだ・・・」としていたのです。

スタートがそこなので、レガシィは私にとっては必ずしもワゴンではないし、ワゴンも「スポーツワゴン」なのです。水平対向+シンメトリカルAWDは「走りのための資質」だと理解しています。

今回のD型が達成した乗り味が次期フォレスター、新型ミニバンにも波及することでしょう。それぞれが素晴らしい内容となった場合レガシィはどうあるべきなのでしょうか・・・

私も原点回帰と考えます。「一級のGT」

(AUDI+BMW)÷2 尚、値段はそうならなくても可です(^_^;)

ただ、「今」の日本市場にすべてのスバルが対応しなくても、というより対応しないでほしい・・・例えばアウディ”A3”のようなスバルもありなのでは(縦置きエンジンじゃないのはアウディじゃないとお嘆きの貴兄ってあんまりいなさそうですよね)。

日本市場用のスバル(トヨタ・プロデュース)で商売をして、真のスバルはイチローのようにメジャーで頑張る・・・ただ、日本でも売ってくれないと困るのですが。

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