あのうねりで横に飛ばない

めずらしく三菱の試乗です。

今、うちの職場に実習に来ている若手がこれに乗っていたのです。

GT-R(R35)やレガシィB4 2.5i S Packageと同じ私のホームコースでけっこう乗らせてもらいました。

左に長いカーブの後、うねりながら右にカーブするPointがあるのですが、そこをほとんど横に飛ばされずにクリアーしました。

(逆に、インプの2.0GTでここがどうか確かめたくなってきました)

三菱も走りを大事にしていると分かり、収穫でした。

乗り心地は、たとえばゴルフVIよりV的というのでしょうか、突き上げはけっこうしますが、一発で押さえるという感じです。スバルが欧州勢の解析で分かったという、「ボディーの堅くするところと堅くしない方がいいところが分かった・・・」以降の乗り心地のよさは感じられません。

でも、20世紀の走りを大事にしていた雰囲気は必ずしも悪くはないのかもしれません。

水平対向の低重心によるステアリングの切り始めの反応との違いは良くできたパワステによってカバーが可能な印象です(ただ私にとってここは最も大事にしたいところなので、その差は大きくなってしまいます)。

マニュアルモードのシフト操作がBMWやMAZDAと同じ向きなのは大歓迎です(素晴らしい)。しかし、ターボとの相性なのか、2.5L+リニアトロニックの反応に一歩譲ります。

ターボを効かせ続けておく運転をすべき?それはかなりアドレナリンを出しておかなければならず、現実的には・・・(でもRS-RAのころはそれでやってたのか・・・若かったということでしょうか・・・)

最近は軽量化と剛性確保による「ニュータイプ」な乗り味の車がけっこう散見されますが、1.6トンをやっと切るこれはある意味懐かしいカサカサ感です。でも、できる範囲で「走り」を大事にしていることが伝わってきましたし、単純に後姿はインプレッサ圧倒されてる(^_^;)
(インプレッサ、MCで後ろ変わるべし?)

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