子供たちが頁をめくった

県下で一斉に試合が行われます。私たちは富士北麓球場。生憎センターに富士は見えませんでしたが、体調面で正直私には曇りで助かりました(^_^;)

相手は県で3本の指に入る好投手(120km/h出るとのこと)、もう一人の6年生と共にバッティングも素晴らしいようで、そこと近隣の去年の優勝チームは2人とは勝負しないとのこと・・・

私たちは2試合目でした。1試合目にそこと当たった私たちの近隣の強豪チームは、対戦が決まって以来バッティング練習しかしなかったとのこと・・・それが零封されるところを子供たちと見ていました。内角低目のいいところをシャープにレフトオーバー・・・(低めに投げてもやられる)

今までのパターンでは2□対0となる相手・・・しかし、子供たちはアップで元気があり、盛り上がっていました。

珍しく、先攻。先頭バッターがそのピッチャーからファールで粘り結局デッドボールで出塁!これが大きかった!

みんな落ち着いていいプレーを「発表」しました。

監督に「勝負しろ」と言っていただいたも、うちの中学よりも良い振り?の6年生二人との対戦を楽しめたようです(前の試合のあれを見いていてよく頑張った)。これまでだとホームランになっていた左中間の当たりも、外野陣が頑張っていずれも本来の塁に彼らを立たせることができました。いくつかは内野フライに打ち取りました。いえ、ホームランもくらいましたが、多くて1イニング4点で済みました。

二盗を送球がきわどいタイミングになって以来、相手の走塁がフリーパスではなく一般的な野球のものになりました(3塁は一回刺してくれました)。

6回の裏の守りが5分で終われば最終回の攻撃ができる、という状況で、子供たちはそれをやってのけました。にわかにセンターに大きな富士が現れ、最終回の2点反撃につながりました。

子供たちはこれまでとは違う姿でした。

「もう大丈夫・・・」

今後はそれだけの事をしてのけた選手に「礼」を尽くすべきなのでは、と感じました。

長男は「ぼくも、××君みたいになりたい。」と話していました。とても貴重な経験をさせていただきました。

試合が始まる前に監督から「スイッチを入れろ」という話がありました。子供たちがそれができたことを自覚し、今後も続けられるように・・・

長男の同級生でお父さんが中学の野球部の監督をされている方がいます。忙しい中審判の手伝いをしていただきました。ちなみにもう一人審判をしていただいた方は高校野球投手経験のある方・・・(チームの出す審判が充実しているのも実は大きいと思います)

「小学校の間に、遠くに打つ、速い球を投げる楽しさをたくさんしてほしい・・・」

試合に向かう姿勢は手応えを得られましたので、私もその楽しさを多く体験できるよう、コーチとしての対応していきたいと思います。

「遠くに打ちたい・速い球を投げたいスイッチ」を子供が入れるように・・・(そのスイッチを入れられるのは本人だけ)。

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