7月19日のこちらの新聞に日本総研主席研究員・藻谷浩介氏のインタビュー記事がありました。「政治劣化考」というシリーズのようですが、少子化社会の戦略について触れています。
人口減は内政問題ではなく生物学的事象。豊かになると出生率は落ちる。誰かや何かを打倒すれば解決する問題ではない。
住民の3分の1が移民のシンガポールでも現役世代は減り始めている。移民でも減少を止めることはできない。男女ともに若いうちは子育てを最優先にするという社会構造に向け、雇用制度の刷新がカギ。企業がひとごとを決め込み続ければ日本人は際限なく縮小。
先送りは日本人が失敗するときのパターン。「人事を尽くせば神風が吹く」同じことが原発でも起きている。へたをすると1万年も冷やし続けなければならない使用済み核燃料のコストは無限大。
日本人のメンタリティーを少子時代対応に変えないといけない。競争に勝った男性だけを登用するシステムは子供が多い時代のもの。一定数を切り捨てればいいと錯覚し、他人を蹴落とすシステムに転嫁する。これでは半分を駄目にしてしまう。
全員の社会参加が必要・・・
これはまさに、うちのチームの話し・・・(^_^;)
一人風邪をひいて、一人試合中に具合が悪くなれば、もう控えはいない・・・
「なんでそこでバックホームをしないのか・・・なんでそこで次のベースに走らないのか・・・」と、戸惑うことばかり・・・
昔はそんなことは野球遊びで覚えること、知らなければチームについていけなくなる・・・と、正直自分は発想してしまう。
昔なら置いて行った子達を、一緒に手をつないで歩いて行く・・・
「自分だけ先にゴールするのではなく、全体をベースアップさせる・・・そういう人材がが求められる」
これから数年はコーチとして否が応でもそうやっていかざるを得ない・・・でもその体験は無駄にはならないということなのか・・・
子供たちの将来はそういう社会なのか、それとも限りない縮小か。
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