スズキ・ス&null;プラッシュ

これほどアドレナリンが高値の状態でドライブしたのはいつ以来になるでしょう・・・痛快でした。

走り出して最初にしたことは、リアガラスが開いていないか確かめることでした。
「閉まってる?じゃあ半ドア?」
後席を見るとシートがホールディングされた状態・・・ノーマルの位置に戻してから広域農道に入るか・・・などと考えているうちに舗装が変わったようで、後ろからの音がしなくなりました(^_^;)

そういえばタイヤはあまり見ないコンチネンタルの扁平率60%タイヤでした。あのロードノイズはタイヤの表面が固い所為なのでしょうか・・・

突起を越える時のハーシュネスは少なくありませんが、いなすのではなくボディー剛性で一発で受け止める様はVWゴルフⅤや欧州フォード・フィエスタの世界です。もし、この辺りがマイナーチェンジで少し固くなったインプレッサ・アネシスのようにあとほんの少しマイルドになったら・・・家族でスキーに行ける車に妻に乗ってもらうプレゼンを検討しなくてはなりません(^_^;)

カーブに突っ込むまでは、もう少しステアリングの切り始めの領域のパワステの手応えが重めでもいいのかなと感じていましたが、フロント荷重下で「フンッ!と」ステアリングを切るステージに移ってアドレナリンが出っぱなしになってからは、そのことは忘れることができました(復元力がこちらの方がやや強いのですがアネシスも同様に軽く感じましたし、好みの範囲だと思います)。

走行距離8.5万kmを越えたわが相棒は、もはやダンピングのリファレンスにはなり得ませんが、同じようなアプローチをすると初代ストリームの方がリアがアンダーを消すように尻を振りました(後日同コースで確認)。
見た目の小ささから予想されるよりリアがどっしりしているので安心して突っ込めます。前後バランスもよく、必要であれば角付けは充分得られるのでリアだけがアンダーを消して欲しいと思うことはなく本当に楽しい試乗となりました。

CVTを「S」にすると、人が変わったようにスポーツになります(スイフトの1.3の時こんなにエンジン音が良かった?)。

軽いということは性能だと思います(^_^;)ブレーキも余裕があって素晴らしいです。

最後まで残ったのは、初期ロールでした。

これは、最近アネシスに乗っていたことも影響していたかもしれません。切り始めですぐにノーズが反応するのは両者近似しているのですが、スプラッシュは座面がスイフトより少し高いのも影響するのかどうしてもインを向く前に「グラッ」がわずかに入ります。ロールとインを向くのが同時進行なだけ、相棒の方が気にならない?(ここは慣れの問題か)

他にあまり例を見ない硬さのシートといい、これはスポーツドライブを楽しむべき車だと感じました。

これはバリバリの欧州仕様ですから、私のライフスタイルでは街中がもう少し快適になるナンパなタイヤに交換すると思います(^_^;)あと座面長が短いので(固さは素晴らしいのですが)シートも・・・

世が世なら、これに六連星がついて「ジャスティ」ということもあった?

いや、何があるか分かりません。またスズキのスモールをOEMするときのためにジャスティの名前はとっておきましょう。

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