【試乗】ボルボ C30 2.4i SE

CG (カーグラフィック) 2008年 02月号 [雑誌]

今月号のカーグラフィック誌で高く評価されているモデルでまだ乗っていないものが3台ありました。

ポロ、C200、そしてこのC30という順番で乗りました。

C30の写真はリアがクローズアップされることが多いのは仕方がないのですが、是非、真横から見てください。クルマをこんなにかっこいいと思ったのは久しぶりです。乗って悪くなければもうOKになってしまうでしょう。マツダ・アクセラの親戚ですからね、悪いわけはないのですが・・・

(ホンダにこそこういうモデルを作ってほしい・・・)

はじめにスタッフが奥で方向転換してくれたのですが、外で走る音を聞く限りは大きめの変わった音で、「大丈夫か・・・」と正直思ってしまいました。V70にも使っていないとスタッフご案内の消音材がドアの前で効いているようで、中では静かです(C200もあの雑音は押さえないと・・・)。

内装ですが、オーク?の艶消しのパネルが効いています(和みますね・・・)。革はチョイ乗りでは・・・馴染ませる必要がありそうです。

パワステはマツダより大分おおらかです。切り始めの反応はスバルやホンダだけでなく直前のポロやC200と比べても鈍いです(これが例の「革のグローブでも運転できるように」というあれでしょうか)。

乗り心地の突き上げについてはTanaCar.netは閾値が高いのですがぶれていないようです(^_^;)

硬いという声がありますが、「音」が抑えられているからでしょう、全く硬いと感じません。ショックを一回で押さえる仕草はゴルフより余裕があり、こういういい硬さの輸入車が新鮮に感じたのも示唆に富みますね。

ちょうどポロと同じコースでした。同じ文法で出来ているのでしょう。一回でどーんとコーナーに突っ込めました。実はアクセラもすぐに突っ込めたのです。やっぱり親戚っちゅうもんですね(^_^;)

こういう状況ではステアリングインフォメーションは十分で自然です。

直前のC200だと突っ込めなかったのです(^_^;)スカイライン・クーペでもポロやC30のようにはすぐには突っ込めません・・・

そう、私はFRと暮らしたことがないことを踏まえなければなりません。FRのコーナリングの評価はFFのようにはいきません。

でもそういう意味では一番安心してすぐに突っ込めたFRはBMWということになるのでしょうか・・・(それとRX-8)

ブレーキは分厚いブーツでも・・・にしてもちょっと遊びが多いですね。パワステとのバランスから考えても少ない方がいいのでは。いまやスバルもブレーキの遊びは多くはありませんし。

こういう雰囲気のあるクーペをボルボが出すというのが意外ですが、うらやましいですね。

このC30、号の後継に・・・

ボルボのイメージは良くないらしいのですが、実車を見れば可能性あるかもしれません。写真より実車の方がかなりいいですから。

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