【試乗】ダイハツ・ソニカ RS Limited 2WD

三菱iに続く軽の「ニュータイプ」

この車の画像を初めて見たとき、いい意味で親近感がわきました(ちなみに私はホンダ・ストリーム乗りです・・・)

これは、皮肉ではありません。ホンダ・ストリームのサイドビューはモデル末期にもかかわらず古さを感じさせないデザインで気に入っています。クラスがここまで違えばこのような手法は「有り」だと思います。

私には、2歳と4歳のワンパク盛りがいますが、その日も有り余るエネルギーを家内が持て余しているようでした。家内のサポートも兼ねて(偽善?)二人をドライブに連れ出しました。

近くのダイハツディーラーに着く手前の道路は、舗装工事の未完成状態でした。家内のAクラス(初代)が最も苦手とする状況です。同じ所を最後に「ソ&null;ニカ」でも走ることになるのですが、”突起を越えた時の突き上げの処理”は、初代Aクラスを圧倒しました。後日、同じ所を自分のストリームでも走る事があったのですが、僅かに負けてしまいました・・・

この乗り心地は三菱iと並んで、”軽のレベルを超えている”と思います。

運転席のドアの内張りにえぐれるようなデザイン処理がされています。これは三菱iもそうですが、従来にはない手法で新鮮であり、歓迎したいと思います。
ドア開閉時の音も(三菱iもそうですが)私が知っている軽のそれとは「違う音」がします。ボディー剛性の高さがイメージされます。

パワーステアリングは、車にコーナリングの楽しさを最も求める私はメーカーにあまり想定されていないようです。この後に乗ったスバル・ステラもそうですが、とにかくハンドルが軽い・・・ただ、ダイハツ・ソニカは操舵するとそのまま戻ってこない感じなのです。軽いなかにも三菱iは自然さを備えていると思います。

深くアクセルを踏んだ際のエンジン音は「いい音」ではありませんが、ステラのように、急にうるさくなってアクセルを戻したくなるということはありません

室内高についてですが、販売面で追加されたスバルのハイトワゴン、ステラも好調が伝えられ、この分野での嗜好を改めて確認させられました。これは、ストリームVSステップワゴンにも通じるのかもしれませんが、私はダイハツ・ソニカの室内高で十分ですけどね・・・スバル・ステラの室内高10cmは正直、不要と感じました(これ何のための高さなんでしょう・・・)。

コーナリングに重きを置く私にとってはソニカのパワステはもの足りず、セレクトには及びません。でもダイハツにはこれがあるんですよね・・・
“走り”にこだわった「ダイハツ・コペン アルティメットエディション」の画像

導入が予想されるレガシィベースのミニバン(できればディーゼル)とこのコペンという組み合わせなんていいかもしれませんね(本当はここにホンダも入って来ないといけないのですが・・・でも散見される時期ストリームの写真を見るとやっと光明が射してきたでしょうか)。

このソニカのクラスを超えた乗り心地は驚きです。パワステに自然さが備われば、「軽版スイフト」になれると思います。

それにしても日本車の快進撃は痛快ですね。敬意を表する次第です。
(ニュータイプな日本車→BMW323i参照)

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