【試乗】アルファ159 2.2JTS(6MT)

出会い?

この車の試乗が遅くなったのはミスでした。

カーグラフィック誌の159に対する高い評価は承知していました。しかし、ちょっとアクの強い顔、156の後継としては大きすぎる全幅・・・これらを言い訳に他車が先になっていました。

ダイナミックセイフティ・テストのダブルレーンチェンジでレガシィ3.0Rがいいボディーブローを食らったのを知っては素通りできなくなりました。

試乗車は左ハンドルのMTでしたが、走りだしが渋滞だったので、慣れる練習をさせてくれました(^_^;)

このクイックでしっとりとした好ましいパワステのおかげで、ドライブの主導権はアルファに握られてしまいました・・・

この切り始めから繊細にジワーと来る感じはD型レガシィに似ていますが、アルファの方がいい意味でどっしり感があります。

気持ちいいターンインをします。ターンインとパワステの手応えとロールのバランスが素晴らしいのです。

直噴4気筒エンジンはもはやアルファのように唄わない、という指摘が何を意味するのか正直分かりません。アルファの歌を聞いた事がないからです。

本当はアルファを語る資格はないのですが、逆に門外漢にとって素晴らしい4気筒です。相棒のKA20はもとより現状でのベスト4気筒ではないでしょうか。

静かな中にギューンといい音です(VW-AUDIのFSIよりアナログ的で温かい?)。
中低速トルクが分厚いのも歓迎です。一番最初、間違えて3rd発進したのですが(^_^;)出来ちゃいましたよ・・・1、2速ならお釣りが来ます。

それとマニュアルミッションのできです。RX-8の試乗の後、間が空いていないのでMTだからと舞い上がっているような事はありません。

昔のパートナー、レガシイ RS type RAの時のようなスナッチは皆無です(ギア鳴りも一回もしませんでした)。あまりにも駆動系の剛性感が高いので途中でクラッチペダルがスイッチのDSGのような物?と不思議な感じになりました。

突起を越えた時の振動・音の処理と加速時のエンジン音の増加、ハンドリングが良くバランスしています。

こうなると、あの顔もこのマークに免じてと思えてくるからわたしのデザイン観などたかが知れているのです。

それに私にとって最も大事なおしり、もとい後姿は素晴らしいし・・・

これのワゴンに万一、MTがラインナップされたら困りますよ・・・いくらでしたっけ(^_^;)

ここからは蛇足ですが、リアシートはレクサスISの方がいいと感じましたが、不平を言うレベルではありません(リアシートのバックレスとの角度はISやRX-8と似ています・・・)。

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147のモデルチェンジは・・・ [Tanac] 2007-02-06 15:34:47 (火)

こうなると、147の後継車は楽しみですね・・・
モデルチェンジはいつでしょうか。

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