小林カーグラフィック名誉編集長はクラウン・2.5ロイヤルサルーンGをこう評しました・・・
氏は以前もロイヤルサルーンを高く評価していました。(だからこそ、私が今回のクラウンに試乗する際もロイヤルサルーンを先行させました。
「変速時のショックは事実上セロで、上げるも下げるも無類にスムーズであった。」
「舵を切ってみて驚いた。・・・しっとりと上質な反応を感じたからである。筆者はステアリングのフィールを重視する。概していえば、これまでトヨタ車のステアリングはいずれも曖昧だった(唯一の例外は90年代のマークⅡツアラーSだったと思う)。それが今回のクラウンでは、信じられないほど応答性が鋭くなったのだ。」
「筆者は、停車するとき以外、ほとんどブレーキを踏むことがない。常に2台前の車の挙動を注視しているからだ。クラウンのブレーキは、・・・まったく問題なく、軽い踏力で確実に効いた。」
「インテリアの造形、質感ともに上品でなにもいうことはない。特に好ましいと思ったのは、スポーツカー風の計器盤で、1960年代のジャガー・サルーンを想起させた。・・・“顔つき”だけは、少々奇をてらい過ぎた感じである。」
「クルマの生命は車体だと思う。クラウンのボディは素晴らしい造りで、ドアはコトリと“高価に”閉まる。」
そして始めの言葉で結ばれました。
「新型トヨタ・クラウンをひとことで表現すれば、“The Best Saloon in the World”だと思う。」
AWDもあるんですね・・・いつかは?(タイヤだけ17インチに換えて・・・)
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