「『幸福学』白熱教室 プロローグ特集 幸せを見つける鍵」を見ました。
とても示唆に富む内容でした。
1980年代以降、日本では幸福度が上昇していない・・・
年収が(約800万円?)以上は幸福度が頭打ちになる・・・
心理学や経済学、脳科学などさまざまな分野の学問を融合し、「人間の幸せのメカニズム」を科学的に分析する研究がすすめられているようです。
でも「主観的な幸福」をどのように評価するのか・・・
気分に左右されず、本質的な幸福感が導き出されると評価されている方法が紹介されていました。
ディーナー(イリノイ大学名誉教授)の「人生満足尺度」
ただ、5つの質問に答えるだけです・・・以下から選んで点数をつけます。
全く当てはまらない:1点
ほとんど当てはまらない:2点
あまり当てはまらない:3点
どちらともいえない:4点
少しだけ当てはまる:5点
だいたい当てはまる:6点
非常によく当てはまる:7点
Q1:ほとんどの面で私の人生は私の理想に近い
Q2:私の人生はとてもすばらしい状態だ
Q3:私は自分の人生に満足している
Q4:私はこれまで自分の人生に求める大切なものを得て来た
Q5:もう一度人生をやり直せるとしてもほとんど何も変えないだろう
30点以上 :非常に人生の満足度が高く全ての面で上手くいっていると感じている。
25点から29点:だいたいにおいて人生に順調な人。
20点から24点:平均的な人生の満足度。
以下点数が下がるにつれて満足度が下がる・・・
(これを、試乗における評価にも応用できないものか・・・)
当サイトの試乗レポートは私の主観ではありますが、それぞれの相対的な比較ができるかもしれません。試乗レポートにおける満足度の尺度・・・
あらためて前述の5つの質問を見てみると、「私の人生」を「試乗した車」にそのまま置き換えればいいわけではないかもしれません・・・(検討したいと思います)
ちなみに、番組でのブリティッシュ・コロンビア大学、エリザベス・ダン博士の講義では、多くの科学的な分析の結果から得られた幸福の条件として
・人との交わり
・親切心
・ここにいること
「ここにいること」とは「心ここに非ず」の逆で、注意力散漫な状態では幸福にはなれない、ということになるようです。そういう意味でも、ドライブ中は携帯端末に現を抜かしては幸せになれないのでしょうか(^_^;)
(これはチームの目標にも反映させていくべきかもしれません)