天皇皇后両陛下は6月27日、那覇市にある対馬丸の犠牲者の慰霊碑を訪ねられました。(NHKニュースより)
これは陛下のメッセージなのではないでしょうか・・・
去年、長男の社会の授業(小6)の課題で「太平洋戦争が起きた理由」を調べる課題がありました。
アメリカによる中国の権益に対する人種差別的なプロパガンダ、というそれまで認識していなかった事も出てきましたが、いずれにしても、悲惨な結果にたいする説明になるものは見つかりませんでした。(何百万人が死ななければならない理由は?)
次に、戦後どのような大変な目にあったか、を調べる課題がありました。
それらを並べると・・・いえ、まったく対応していません。前述の理由の中の何一つ、その結果を納得させるものはありませんでした。
私の父から、多摩川の河川敷で敵の機銃掃射にあった事を初めてきいたときには気づきませんでしたが、自分も親となってその話を考えるとある違和感を覚えます。
「日本軍は自分の国の子供が打たれそうになっても守っていなかった・・・少なくとも父は守られていなかった・・・」
自分の国の子供を守れなくなるのが戦争・・・
戦争の結果を納得させる理由はそもそもあり得ない。自分の国の子供が打たれていてそれを「仕方がない」とする思考は狂気なのでは・・・そう、戦争は人を狂わせる・・・
さらに、最近身近な問題でも感じたのですが、その「決め方」・・・
この4月から、勤務先が合併しました。結局は県が描いた青写真の通り・・・
(結果的にその担当はご栄転?いろいろ勉強になりました)
合併後も・・・申し送りは新聞紙面?新規事業も事務方のトップや一番上も「聞いてない」
(沈む船に乗っているんですかね(^_^;))
安全保障環境が変わってきた・・・今起きている領海侵犯に対してどう対処するのか?
しっかり責任を取ってくれるのであれば・・・任せられるのですが、でも、敗戦を終戦と言っているのでは、また同じことを繰り返すのではないでしょうか。
父は(大変な目にあった庶民は)いつ「日本軍」から謝ってもらうのでしょう・・・
合併の担当がその後異動してしまう「公」の組織論・・・いま戦争をやったら、当事者意識に磨きがかかっているわけもないのでさらにひどいことになるのでは。
覇権のための戦略?いえ、失うものの方が多い・・・(いやすでに失っている)
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