譲位についての議論の進め方

(※皇后陛下のお言葉を受けて、「生前退位」という表現を改めました。謹んでお詫びいたします。)

天皇陛下が譲位の意向を示され、それを受けて有識者会議の議論が始まりました。

この議論の進め方、決め方に注目したいと思います。

 

「予断を持たず・・・」という安倍総理の言葉がありました。

また、議論の議事録や資料は公開されるようです。

阪神淡路大震災の際、政権内で事実上指揮を執られた元内閣官房副長官の石原信雄さんは今朝のNHKのニュースで、

「多数決で決めるようなことではないのでは・・・」とされていました。

 

大事な問題ではありますが、急がなくてはいけない・・・

そのように議論されるとどのように進み、どのように決まっていくのか・・・

 

私はこの国がよくなるには「情報公開」が必要だと何回か書いてきました。今回、それがこの国にとって基本的で大切なことについての議論でおこなわれます。

そのように決めることを経験することが社会にどう作用するのでしょうか。

その経験が東京五輪の成功にもつながってほしいと思います。

いろいろなしがらみを乗り越えて、アスリートファーストのコンセプトで世界の皆さんに喜んでいただく・・・

プリミティブでもいいのではないでしょうか・・・

そのかわり、ほんとうのもてなしの心で・・・世界の諍いを包むような温かさで・・・

 

(でも、陛下には天皇陛下でいてほしい・・・というのが正直な気持ちです。陛下のお気持ちを大事にすべきだと分かってはいるのですが・・・)

 

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