私は幼少時は日産のファナティックでした。しかし、いつしか日産車には試乗することも少なくなってしまいました。
その後ろ姿をみて、久しぶりに日産車に試乗してみようかと思ったのですが、カーグラフィック誌のリポートでそれはなくなりそうです。決定的なのはステアリング担当のエンジニアのコメント(後述)でした。
私は、ハンドルのきり始めの感じは一番大事にしたいところなので、そのように作られているとしたらセレクトできません。
日産にはかつてこういうクルマもあった・・・という事を、開発の方々に思い出してほしいと感じました。
以下、CG誌のインプレッションの抜粋です。
「結局、私はワインディングロードでスカイラインと対話を深め、心ゆくまで堪能することはできなかったのである。」
「中立付近で操舵に対する反応がほぼ見られないため、”にじり寄る”ようにしてコーナーのイン側へ車体を寄せていくことができず、・・・「前下がりのダイアゴナルロール」から「外側の前後輪を沈み込ませた平行ロール」への繋がりが悪い。」
ここですね・・・実は、相棒BR9が最新のMAZDA勢に及んでいないと感じるところです。でも、ソチオリンピックのアルペンをみて、GS(大回転)的にドライブすることで魅力を引き出せるのでは・・・とこれまでとは違ったアプローチを始めています。
でも、アクセラはこの辺りは手放しに楽しい・・・(^_^;)
「ステアリング担当のエンジニア氏との会話でDAS(ダイレクトアダプティブステアリング)について、8~9割の顧客はこれで満足するはずで、大谷さんの指摘した点に気づくのは1割くらいです、という回答だった。・・・”残り1割”とは3シリーズやCクラス、A4といったドイツ車を長く愛用しているようなスポーツマン・ドライバーではなかろうか。もし、そうだとしたら1日も早く、残り1割のドライバーをも満足させるブラッシュアップを望みたい。」
対象的に、同月号の新型Cクラス(W205)はかなり高く評価されていました・・・日産はメルセデスとの提携でいい変化が出てくることに期待したいと思います。
(ところでフォードのフィエスタがいいみたいですね・・・そちらの試乗を先に?)
ちなみに、カーグラフィック誌が消費税8%で最初に買ったものとなりました・・・(^_^;)
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