3/23、スポーツデポの野球教室に参加いたしました。
予約でしたが、午後3:30頃から最後までうちのチームの選手たちが見ていただきました。
投打に於いて腰の使い方、力の伝え方の理解がとても重要だという事が選手たちの劇的な改善が続くことで思い知らされました。備忘のため記したいと思います。
これまで、上体のアドバイスを多くしてきました。しかし、腰の使い方ができていない上にいくら積み重ねても有効ではない事が明らかになりました。中には、トップで前側の手を上げたら、「あとは手は何もするな」と言われてドアスイングが改善した子もいました・・・「腰から先に」が如何に大事かと確認できました。
バッティング
1、2、3、4と唱えながら。
1:構え、2:バックスイング、3:足をステップ(トップ)、4:後ろの腰を前に出す。
両股関節の前に細い棒をつけて持つ(手の甲が前になるように)。スイングの間この棒は水平に回転する(軸側が下がらないように)。
「1」で後ろの足(右バッターの右足)を開かない。開く選手は、足の外側だけ板を踏んで矯正。
「2」でわずかに棒は後ろに回転。ただし、体重は後ろの足の内側にかかるように。
「3」の時、前の手(右バッターの左手)を耳の高さに(あとは何もしない)。後ろに回した棒はまだ戻さない(右の股関節が締まっている)。グリップが前につられて移動しないように(ステップ足とグリップが離れる)。
「4」で後ろの腰をボールに向かって出して行く。前側の腰に直角に当てた棒に、前述の前に持っている棒を90度回して合わせるように。前側の腰が後ろに逃げてしまうと届かない。後ろの腰で前の壁(棒)を打ち破るイメージ。これをやれば後ろ足がしっかりつま先立ちになるはず(ただし、めくれないように)。
※ ステップ時に突っ込みがちの選手は前側の腰をピッチャー側に動かしすぎないように。
※ 何かを変えるときは始めはゆっくり。慣れてきたら腰を出すのを速く強く。強い打球は腰の動きを強くして打つ。上体は意識しない。肩で打たない。
※ 上体の力みをとるには細い棒を振ってみる。
※ トスとタイミングを合わせる。「3」で投げなくてもそのまま待てるように。急にふんわり投げても待って打てるように。
ピッチング
グローブで飛球線を指してステップした姿勢。始めはトップの状態から。上体はそのまま後ろの腰を前にぶつけていくように出す。ただし、バッティングの時より内側に向けて(バッティングではボールに向かってぶつける感じ)。
その際、頭をホーム側に倒さない(腰の前出しが先)。
ところで、バットを短く持たされる選手が少なくありませんでした。アドバイザーの方に、
「長く持たせているからドアスイングになってしまったのですよ・・・」と言われているようでした(^_^;)
実は、直前のチームの総会で、チームでバットを買っていただくことになっていましたが、思い切って短いバットを買うことにしました。
75㎝と76㎝・・・
最新のバットを試合で使いたがる→短いバットを使う事に(^_^;)
4/6のシーズン始めの大会でレッスンの威力を発揮してくれるでしょうか・・・
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