日本海側では、単位がメートルの豪雪のニュースが入っていますが、週間天気予報にずらっと晴れマークが並ぶ小さな盆地に、プチ・プロジェクトXのようなドラマが展開されました(でも、プロジェクトX終わってしまいますから・・・残念!←これアメリカで読んでる人たちは分からないんだろうなー。えっ、日本でもそろそろ厳しい・・・)。
現在のヴァンフォーレ甲府の社長である海野さんが赴任された頃、前に所属していた組織がどのような意味合で彼を出したのか、そしてその後のバックアップどころか下手をするとオウン・ゴール状態?のことをうわさで聞いていました。
3シーズン連続でJ2最下位。チームの存続が危ぶまれたこともありました。J2で3位に滑り込んだのもすでに神がかり的でした。30年以上前に入れ替え戦を闘った「日立」の流れを汲む柏レイソルとの入れ替え戦になったのも何かの因縁でしょう。リーグで展開してきた日本では例外的な攻めのサッカーを披露し、J1昇格を勝ち取りました。
このJリーグ史上最も偉大な仕事はプロジェクトX級ではないでしょうか。
前述の組織が如何に成功しようとも幸せにはなれないのに対し、海野さんの仕事は幸せを伴う成功であります。本当におめでとうございました。
浦和も(もしかして小野伸二も?)ガンバも鹿島も横浜もみんなやってきます・・・この盆地にこれだけのうねりを起こした事って今まであるのでしょうか。素晴らしいことです。
(ところで、入れ替え戦の前半に当たるホームの試合のロスタイムで照明が落ちるという失態がありました。それについてのJリーグの反応は、その2日後までに改善策を示せというものでした。さすがJリーグ。早くてきっちりしています。この盆地のいろんな方面がJ1チームの誕生によってレベルアップできるかもしれません。)
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