2007年3月号のカーグラフィック誌にゴルフTSIのリポートがありました。
このコンセプトには正直違和感を覚えました。
「ゴルフにはディーゼルターボがあれば十分なのでは・・・」
CG誌の解説に目からうろこでした。こういうところが鈍くなる一方です・・・(元々鈍いから皆さんから見れば誤差範囲)
なるほど、いずれはV6にもですか(こういう話、やっぱり楽しいですね・・・でも12気筒にというのはやりすぎでは。)
ゴルフGTと比べると30kg重いのだそうです。でもやはり1400ccが効いているのか、本国のゴルフのラインナップ中一番燃費がいいそうです(DSGの方が貢献大?)。
私が心配だったのは「音」です。先日のジェッタのNA(FSI)はいい音ですが、ゴルフGTIのターボエンジンの「ボー」は・・・
CG誌は以下のように評価しています。
「なにより、いかにも直噴ユニット特有のカラカラといったノイズが加給機の消音効果で抑えられているのが好ましい。」
「パワートレーンからのメカニカルノイズは明らかに2L FSI+6段ATのGLiよりも少なく、高速巡航でもロードノイズのほうが目立つほどだ。」
これは、期待できますね。
逆に安心している項目に気になる記載がありました。
「バネ下の重さが気になるうえに、コツコツと路面の荒さを正直に伝え、目地段差でもリアが跳ねる感触が目立ってしまう。」
後半だけだとTanaCar.net基準ではOKかもしれませんが、「バネ下の重さが気になる」と書かれるのはあまりないので・・・
しかし、その直後に「高速道路を疾走するような場面ではピタリと路面にはりつくような安定感をもたらしてくれるから・・・」とあります。
それと、この表現が目にとまりました。
「グランドツアラーとホットハッチの間を行き来するかのようなキャラクターは、GT TSI独自の魅力といえる。」
これは、私にとって理想的なコンセプトなので試乗が楽しみです。
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