【CG REVIEW】スバル・インプレッサ20S、マツダ・アクセラ・スポーツ20S

新型インプレッサがNAVI誌のダイナミックセイフティ・テスト(DST)にかかるのを待っていました。

DSTは絶対評価の形をとっていますが、いっしょにテストにかかるのがBMW120i(366万円)、MINIクーパーS(299万円)、プジョー207GT(320万円)であるのはやはりピンときません。

VWゴルフかアクセラとの比較が望まれるところです。

ゴルフTSIのDSTリポートが載っている4月号を探すのをサボっていたら、カーグラフィック誌が11月号で、ずばりアクセラの2LのNAと比較してくれました。

有意義な比較だと思いますので、ポイントをまとめてみました。

インプレッサ

「しっとりとストロークするしなやかな足で路面からの突き上げをうまくまるめこむ、ゆったりとした乗り心地。」

「エンジン回転数はやや高く(100km/h=2450rpm)音振面も決して洗練されているとは言えないところが減点対象でもある。

「操舵に対するノーズの動きは素直でヒラリヒラリとタイトコーナーが続くワインディングロードをテンポ良く駆け上がれる。」

「ロール量こそ多いが過度なアンダーステアに悩まされることなく粘り腰でコーナーをクリアすることができた。」

アクセラ

「足回りは適度に締められている」

「ハーシュネスもすばやく処理してくれる欧州車的な乗り味」

「アクセラにとって高速長距離巡航は特に得意な種目」

「剛性感の高さが感じられるステアリングからは、常に路面の情報がしっかりと伝わってきて、・・・ペースを上げても軽いアンダーステアの姿勢は崩さない。」

「気になったのは低速域でのスロットルマナーである。スロットルの特性は非線形で、ちょっとした足の動きにも過敏に反応するのが煩わしく感じられた。」

そして、リポートは次のようにまとめられています。

インプ:優しい乗り心地。アクセラ:重厚な乗り心地。

インプレッサが「優しい」?

でも、強さに裏打ちされていない「優しさ」は本物ではないし、インプレッサが出てくる前は、BGレガシィ・ランカスターあたりはすごく優しかったと思うのですが・・・

 

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