以前にも鈴木寛参議院議員のことはご紹介いたしました(鈴木寛参議院議員の代表質問参照)。
momoさんの案内で行政監視委員会での質疑の様子がインターネットで配信されている事を知り、拝見しました。
(参議院インターネット審議中継(5月14日)http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php)
恥ずかしながら行政監視委員会の存在を知りませんでした。しかし、これはそんなに不勉強でしょうか・・・
「行政監視」これはマスコミの存在理由そのものではないでしょうか・・・
しかし、私はマスコミが扱わないそれをその日のうちにノーカットで見る事ができました。このノーカットの映像集はマスコミの編集・不作為を浮き彫りにするのでは・・・
私が驚いたのは、質疑での議員の雰囲気が私がお会いして話をさせていただいた時と全く同じだという事です。
一方、このノーカットならではの威力を見たのは、伊吹文科大臣の姿です。もしかしたら、映像が配信される事を認識されていなかったのではないでしょうか・・・
自分の番ではなく待っている時の態度と答弁する時の態度が違いすぎます。
その言が演じられたものなのか、その人の魂からでたものなのかを編集なしの映像は浮き彫りにしました。
今回の社会保険庁の問題はいみじくも早大大学院の教授が古館氏の番組で言われていましたが、救済ではなく「弁済」と言うべき内容で、そこに責任の認識がない事があらわれています。
責任を問われずに富国強兵のために官僚が仕事ができるようにしたのは大久保利通なのではと聞いた事があります。そうであれば、今の政治にこの弊害を解決できる(大久保に太刀打ちできる)ポリシーと情熱が少なくとも与党にあるのでしょうか。
このパワーは、政権交代によってしか得られないと思います。あまりふざけた事をすると次の交代の時に・・・この緊張感を議会と行政に負荷するものとして。当然逆の交代も必要ですし、そもそも今の枠組みに固執する必要もない?(ガラガラポン歓迎)。
鈴木議員の東京選挙区には元女子アナが擁立されました。しかし、人気投票が何をもたらしたかは・・・
東京の皆様の良心に期待するものです。
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