北京オリンピックで一番気になっていたのは、レスリング女子48kg級の伊調千春選手だったかもしれません。アテネで負けた後の落ち込んだ姿は今でも思い出されます。
彼女に笑ってもらえる結果が訪れないものか、と気になっていました。
アテネの因縁の相手を終了直前に見事に投げて逆転勝ちし雄叫びを上げたところでもう報われたのではと感じました。というのも、各試合は厳しい内容で、後で記事で知ることになるのですが減量の限界で「強さ」を感じることがなかったからです。
準決勝の勝利後、子供と野球の練習(のつもり)をしていて肝心のところを見逃すことになりました。
帰ってきてニュースを見ても、吉田選手の金の話ばかりでした。「またか・・・」という悪い予感は当たってしまうのですが、伊調選手は想定外の笑顔でした。
NHKの青山アナのインタビューが最初になったようですが、彼女からは「ここまで来れたのが誇り」という言葉が出て、なんかこちらの方が楽になりました。
前回はまともにメダルを見なかったかもしれません。インタビュー中今回の銀メダルをきれいだと言っていたと思います。そして「私には金色」とも。
お疲れ様でした。
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