原子力規制委員会は20日に東北電力東通原発の敷地内断層に関する評価会合で、出席した専門家全員がそろって「敷地内に活断層がある」との見方を示した。規制委の島崎邦彦委員長代理は「『活断層ではない』という主張はとうてい受け入れがたい」と断定しました。
これ、ピンときませんでした。なんで東北電力に発言権があるの?活断層かどうかの判断の権威の所在は?
例えば「活断層」を「癌」に換えてみると・・・
悪性と診断されて、いやそんなはずはない、という態度はどういういちづけになるのでしょう。いえ、だから・・・すべきということではなくて、診断される側はその決定にかかわる立場にはないという事です。
診断精度がどれだけのものなのかは別の議論で、それはそれで検証されるべきですが、それが活断層となると地元経済が・・・とか、これまでの経緯は・・・という議論をその時点での判断に混ぜるべきではありません。
ピロリ菌がいなくて慢性胃炎がない人は胃癌になっていない・・・(札幌医大の仕事)となると、そういう人は胃カメラをしなくてもいいのでは?というように建設的な動きにつながるはず・・・
原子力政策も他の事と同じように科学的に検討されるべきだと思うのです。
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