王監督とイチロー

二人の印象的な言葉

第1回WBCで日本が初代チャンピオンに輝いたニュースは1週間経っても散見されます。

王監督が現役時代に巨人の荒川コーチの指導の元、畳の上で日本刀の素振りをしている画は私の世代ではメジャーな存在ですが、その姿とイチローのストイックに打撃技術へ取り組む姿を重ねる報道がありました。

シャンパンファイトを始める時の王さん(私はこう呼ぶのがしっくりくるので)が「”今日は思いっきりやろうぜ”」と言ったのが印象に残っています。王さんは選手たちと一緒の空間を共有して戦っていたのでしょう。それを傍で聞いていたイチローの顔のなんと嬉しそうだったことか・・・

単身日の丸を背負って、「ベースボール」の本場で「野球」の真価を説いてきたイチローが、彼が認める仲間とこれ以上ない桧舞台でそれを成し遂げた瞬間だったのでしょうか。

巨人の上原はシャンパンファイトの最中、イチローをして「先輩をもっと敬え!」と言わしめました。でも、こんなふうにイチローに言われるのは上原が最初で最後かもしれません。上原、君が裏MVPでしょう。

福岡の全日本の合宿で、「深いところでナメてるだろう・・・」と言われていた松坂も、その眼差しをライトフィールドから受けてキューバを押さえたのは至福だったに違いありません。

3年後は、3番イチロー、4番松井、を福岡ドームで見たいですね。

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