昨晩、新宿から帰ってきてTVをつけると松岡修造が映ったので回そうとしたら(^_^;)どうもカーヌスティーの18番に居るようなのです。
今年の全英はあのカーヌスティーに戻るんだ・・・
二人の生活がスタートしたときの赴任地で、と一緒に中継を見ていました。
ゴルフからはあまりイメージされないフランスのプレーヤーの名前はその時は知りませんでした(一生忘れないことになりましたが)。
メジャー初優勝のために、2位に3打差というこの上ない状況を彼は最終ホールのティーグラウンドで与えられていました。
そこにだけは入れてはいけないクリークに吸い込まれるように、ラフからの第二打は水の中へ・・・
それまでのプレーは堅実そのものであり、クリークに靴下を脱いで入ろうとする姿を見た妻はやめて・・・と涙ぐんでいました(うーん、今は昔・・・)。
私も画面の前から離れる事が出来なくなっていました。
正直、その後のプレーオフの内容、そもそも誰が優勝したのかも覚えていません。私が覚えているのは優勝したプレーヤーのプレーオフ第二打の3番アイアン(確かWilson)が火を噴いた事だけです・・・
松岡修造は大事な事を伝えてくれました。
バンデ・ベルデ選手はなぜ最終ホールで刻まなかったのか。
「一刻もはやくクリークから離れたかった・・・」
この怖れが彼にドライバーを持たせたようです。
「全英」と聞けば思い出された「なぜ?」が解決した瞬間でした。
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