勝つには逃げなければならない?

先週末の9日に、息子たちが属する少年野球チームのメインの大会が終わりました。

因縁の相手のその投手は明らかにいつもとは違っていました。先制の3ベースヒットで2点を獲った時、

「勝った」と思いました。

その殊勲の選手がライト前の凡打に対応できなかった時、熱中症だと気付いたのはその子の母親でした(私は、なんでそんな守りをしたんだと思ってしまった・・・)。

その後は、その子の介抱をしていて試合を見ていませんでしたが、先ほどの2点の次の回の満塁から1点しかとれなかった「空気」がそのまま的中し、ここは東南アジアか?というスコールで降雨コールド負け・・・

その翌朝、私はなでしこJAPANの対ドイツ戦、延長後半残り5分の集中した守りに思わず涙していました・・・

勝つとはその試合から「勝利」というステージに逃げることなのでは・・・それをさせまいと追いすがるドイツとは違う目線でチームが集中してそこに逃げる・・・

でも、うちの子たちはともすると「勝負」を囲碁で経験している。会場では幼稚園児と思われる子が泣きながら打っている・・・きっちりとどめを刺す。やらなければやられる・・・負けていてもあきらめない、それらを経験してきている。

むしろ私の方が狼狽えてしまう?(^_^;)でも、秋以降グランドでユニフォームを着れば、中学1年でレギュラーのキャッチャーとして(先輩に指示を出してあとで「仕打ち」を受けて・・・)結果を出すことで居場所を得た、あの頃の血が流れる?(でも、試合中は絶対に怒鳴って叱らない事をここに誓います。ただ、相手は怒鳴るので練習中はでかい声を出して免疫を付けないとうちの子たちが萎縮するのです・・・)

リードしていて、追い上げてくる相手から一丸となって逃げる・・・今回のなでしこJAPANのドイツ戦を思いだせるようにここに銘記させていただきます。スウェーデン戦の健闘を祈念いたします。

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