人権侵害の担当部署

滋賀の大津でまた悲劇が起きました。

学校や教育委員会がいじめの「撲滅」に向けて積極的な取り組みをするとは橋元市長と教育委員会の攻防を見てもイメージできません。

以前「青い目茶色い目」でも書きましたが、いじめが絶対悪であることは論を待ちません。

しかし、残念ながらその議論だけでは救うことができません。

人権侵害ですから、しかるべき組織に助けてもらう必要があります。

昨日の報道ステーションで指摘されていました。法務省に助けを求めなさい、と。

(法務省の子供人権110番にリンク)

HPより抜粋:

学校で友達から「いじめ」を受けて学校に行きたくない,親から虐待されている,でも先生や親には言えない・・・,誰に相談していいか分からない・・・。もしもそんな苦しみを抱えていたら,一人で悩まずに,私たちにお電話ください。法務局・地方法務局の職員,または人権擁護委員が,皆さんのお話を聞いて,どうしたらいいか一緒に考えます。相談は無料,相談内容の秘密は守ります。

これ、学校じゃ教えないでしょうね・・・マスコミさん、仕事仕事!

それにしても、例えば強盗に子供殺されて、

「殺されるところをよく見てない?それじゃあ立件できないから被害届は受理できない」って、怖い国ですね、日本。

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民を守らない国 [IR0430]  2012-07-11 23:00:32 (水)

なのかもしれません。大津の事件でのご遺族はさぞ無念と思います。

昔は鉄拳でいじめを止める熱血教師がいたもので、現実殴らないとわからないことがあると思います。そうもいかないご時世なら、自分の子は自分で守る気概を持つしかないのでしょう。いじめられたら転校でも家売って引っ越しでもしてやるからすぐに言え、ぐらいのことは言っておかないと親にも相談はできない。そして相談されたら学校に要望なんて甘いこと言ってないですぐ行動しないと手遅れになります。

陰湿ないじめは外部から強力な力でネットワーク状になっている人間関係を断ち切り構造から変えなければ解決しません。公的電話相談や学校関係者ではこのネットワーク(ここでは学校内部の児童の人間関係)を断ち切り再構成するには力不足でしょう。ネットワークを内部から変えるにはいじめる相手全員を殺すつもりで立ち向かわないとネットワーク構造を変えるに至りません。

うるさい親を相手しながら体罰もできないでは、学校で解決しないのは当たり前です。最初から自分で対応決めとくしかありません。私の結論は子が陰湿にいじめられたら相手に一発入れて、即引越し、転校!

過激でしたかね。

-IRO430さん、投稿ありがとうございます。「自分の子は自分で守る気概を持つ」これは今回考えさせられました。いじめの範囲を超え、傷害や恐喝となってはその覚悟は必要だと思いました。組織において「壊す」という事が必要以上に抵抗感を生じるように感じます。以前こちらでも触れましたが、アテロームの場合「膿を出す」はちょっと切開して中の膿を絞り出すだけではありません。膿は被包されているので、その袋ごと、その周りも含めて正常な組織が露出するまで削られます。それをしないと「再発」します。それをするとかえって早くきれいに治るのを経験しているので、壊すことに抵抗を感じるどころか、日常的処置なのです。そもそも自分自身も骨だけでみれは数カ月で入れ替っているのですし、変異は免疫によって処理されている・・・

ただ救命という観点では、自殺は精神的に(病的に)追い込まれている状態だと思いますので、まずはその状態から避難させるのが先決なのでは・・・熱中症を起こしているのにダッシュを続けていたら・・・おっしゃるように「手遅れ」になってしまう。救命は何よりも優先されるはず・・・このままだと死ぬかもしれないというイメージの訓練が必要なのでしょうか。 — [Tanac] 2012-07-12 10:29:08 (木)

-橋下さんが泣いたから私も絶妙なタイミングで泣いて置こう。保護者からの相談を受け付けもしなかった当局が今頃になって学校等を家宅捜索、昨日の保護者説明会で親御さんに「ご迷惑を掛けて申し訳ありません」と言わせたとか。今回の事件、たまたまクローズアップされる事となりましたが、じゃあこの件をきっかけに何かが変わるか?期待できませんよね。守ってやれるのは親だけです。我が家ではまだ私が出動する様な事は起こってはいませんが常に臨戦態勢は保って居ります。 — [なべ田] 2012-07-14 00:04:08 (土)

-九州北部の地理が分からず熊本の映像にただおののくだけですが、くれぐれもご用心ください。大津市長は自身もいじめを経験していたのに、ハーバードで「ジャスティス」を教わっては来なかったのでしょうか・・・

学校のアンケートに対して、「それによって自分の子が自殺したらどうしてくれる」と怒鳴りこまれて以来学校の動きは委縮したとか・・・関係者(特に加害側)は「青い目茶色い目」の授業を受けるべき・・・死んだ子と遺族のために、教育に携わる者はできるだけ多く。 — [Tanac] 2012-07-14 22:04:58 (土)

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