ダブルレーンチェンジの評価

NAVI誌通巻300号記念(Link to Amazon)の付録、ダイナミック・セイフティ・テスト

(DST)のDVDにダブルレーンチェンジを正面から映した動画が入っています。

2つの点に注目しました。

(1)元のレーンに戻るのに遅れない度合い
(2)上下動の少なさ

尚、以下の評価は動画での挙動についてであり、その際のコントロールのしやすさ等の手応えは考慮していません(それぞれの記事では触れていると思われます)。
モデルの順番はDVDでの登場順です。

アウディR8、M3等は別格ということで除外しました。MINIクラブマンを「5」とした場合の相対評価とご理解ください(クラブマンには試乗したいですね)。

モデル名(コンディション)、遅れない度、上下動の少なさ

MINIクラブマン、5、5
フィアット500、3、5
シトロエンC5、3、5
アウディA4 3.2、5、5
ゴルフTSIトレンドライン、2、1
iQ、3、3
レクサスIS 350、WET、3、5

GS430(WET)、5、5
M-B E350(WET)、2、4
フォーカス2.0(WET)、3、5
M-B A200(WET)、4、4
メガーヌRS、2、3
ゴルフGTI、2、5
シトロエンC4、3、1
ハリアー・ハイブリッド、1、0
カイエン・ターボ、3、3
レンジローバーsport、4、4
シビック、3、0
三菱i、2、4
ムーブ・カスタムRS、3、4
ブーン、2、4
プジョー1007、3、4
レガシィB4 3.0R、4、3
シトロエン407クーペ、4、4
アウディA8(WET)、4、4
インプレッサ20S(WET)、3、5
BMW120i(WET)、4、4
WRX STI(HALF)4、4
フィットRS(HALF)、4、5

今回の検討で「安定性」とはどういうことなのかがわかった、というより、何も分かっていなかったようです・・・

期せずしてスバルとホンダがこの安定性について進歩を遂げたようです。Fitは素晴らしい挙動を披露しています。欧州シビックはこのFitより前に出ていますが、このレベルを備えているのでしょうか・・・

反応がシャープでなく元のレーンに戻るのが遅れる(アルペンスキーで言うとターンが落とされて次のポールをクリアできない状態)モデルは、私の試乗で「上手くコーナリングできない」に相関しているように感じます。

一般的な評価が高いのに私がうまく運転できない(ハードコーナリングをなかなか決められない)最右翼はゴルフですが(POLOは違います)、そのヒントがここにあるかもしれません。

アウディには敬意を表すべきのようです。A8ですらあのスポーティーな挙動では大きさは言い訳にならないということでしょうか。レガシィ・コンセプトはA4と同じようなサイズですが、この項目でも並んでほしいところです。

マツダの2台(アクセラ、デミオ)を表に入れていません。スピンしたからです。厳密に注目した2項目だけをみると上下動は少ないと見ました。スピンは元のレーンに戻ろうとした時に起きています。でも遅れてはいないんです・・・(アルペンでいえば内側に突っ込んだことになる・・・ずらせば良かったのに?とはいかないのですかね)

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