センチュリーのウイリー

先日の総選挙のとき、子供との散歩でよく行く近くの公園に小泉総理大臣が応援演説で来ることが判明し、長男と一緒に見に行きました。うだるような暑さのなか、次は候補者本人の演説というときに、地元議会の議長さんが、「小泉総理は遅れております。何時何分頃到着予定です。」

その言葉の直後に参集した人のうち半分以上がいなくなりました。議長さん、素晴らしい!あなたのおかげで熱中症から救われた人は少なくなかったことでしょう。

「郵政民営化に賛成の選択枝を用意すべきだ。」などと言っても、絵に描いたような社交辞令のうなずきをするだけの家内が、ほとんど間に合っていないのにあの暑い中を一歳半の下の子を連れて見に行くと慌てているのを見て、私は小泉さん勝つな、と思ったのでした・・・(こんなに勝つとは思いませんでしたが)。

ありがちな話ですが、出直したときは小泉総理は演説が終わって台から下りているところでした。そのあと一人だけクールビズの小泉総理がセンチュリーの後席に乗り込んで、先導のセンチュリーの後に出発しました。

ちょっと空いて3台目のセンチュリーが小泉車を追って猛然と急加速しました(開いた分を詰めようとしたのでしょうか)。先端は人のベルトの高さくらいに上がり、「グゴグゴ」と聞いたことのない音をたててふっ飛んでいきました・・・あれはトラクションコントロールの音だったのでしょうか。センチュリーって凄いんですね・・・後で聞いた話ですが、ああいう車のドライバーは、元レーサーやラリーストのことが多いそうです。なるほど・・・

ちなみにその後ろには、「カリオストロの城」のエンディングのような、地元県警によるハコノリのランクルが続きました・・・

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