スポ少版”もしドラ”?

この週末は、スポーツ少年団の認定員の講習で2日間缶詰でした(^_^;)

その少し前になります。うちの5年生以下の「ジュニア」は守りにつくと誰もベンチに残らない状況です(ギリギリ9人)。

フライもまだ満足にとれないライトの3年生が右中間のちょっとライナー気味の飛球にまっすぐに向かって走ってきて・・・(無理すんなー!後ろにやらなければいい・・・あー、抜かれてホームラン・・・)

何とジャンピングキャッチ!

そのままチェンジ!本人は興奮してどこにボールを投げたらいいの?と必死な形相・・・

他の選手達やベンチの父兄が蜂の巣をつついたような騒ぎで歓迎・・・殊勲の子は円陣の中でうれし泣き・・・

こんな感情になったのはちょっと記憶にありません。すばらしい時間でした。

スポ少のコーチ・・・それに携わることを大事にしていきたいと講習の前から感じ始めていました。

スポーツを通じて、将来のある、それもゴールデンエイジの子供たちの”からだ”と”こころ”の成長を育む・・・これ以上大切なことってあるのでしょうか(そのことにこの国はどれだけエネルギーをかけているのか・・・)

いえ、私たちはスポーツ振興くじで支援できるのでした(参加したいと思います(笑))。

初日の実習にあった5種目の運動適正テスト(おかげで今筋肉痛の真っ最中・・・)をチームにも導入して、選手たちの把握とメニューの提供に役立たせる?

初日の帰宅後、我が家は立ち幅跳び大会と化しました(^_^;)長男と妻が真剣に張り合う・・・

(あのーこれは、それ自体が目標となるものではないのですが・・・)

上体起こし(腹筋)では、妻は年齢毎の点数に換算すると・・・なんと10点(10点満点中)!

(何、子供のころ一日500回やってた?・・・何者?)

市内の有力チームは練習時間が長いところが多いのですが・・・本来のスポ少の理念に沿った存在になれないか・・・密かなプロジェクトを考え出しました(^_^;)

「もしドラの少年野球版?」練習時間短縮(日曜も試合以外は休み?)。

練習にやっとついて行くのではなく、自主性をもって子供達が考えて練習できるように・・・

少なくともプレゴールデンエイジには、神経系の発達のリミット(8歳頃まで)の前に平衡感覚、反射神経を伸ばすメニューを入れて行きたいと思います。

(現在このことが軽視されすぎているのでは?大きくなってからそこを鍛えようと思っても遅いのであれば、小学校低学年までにスポ少ができることは多いはず・・・)

今回の震災で責任ある立場の人たち(官僚側も)の無私な働きの迫力が感じられませんでした。これからそのようなポストに着く者は同じ価値観であがられては困ります。

少年期に本来の理念に沿ったスポ少で育まれた人材を送り込む事が肝要だと感じ始めました・・・

「苦しいときは私の背中を見なさい。」これが本当のリーダーの言葉なのではないでしょうか・・・震災の被害で苦しむ人々のために指導的な立場の人から発せられた?いえ、なでしこJAPANの澤キャプテンの言ですね・・・スポーツの場から発せられたのです。

筋肉バカではありません(それを言うなら神経バカ)。転ぶ時に自分で手をついて身を守れない者に国の行く末を担える訳がないのではないでしょうか。

さて、次回の練習で子供達に聴かなければなりません。

「みんなの夢は何?コーチの夢はね・・・」

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