チェルノブイリ原発事故後、優位に増えたと科学的に認められたのは小児甲状腺癌だったようです。
でも、これを早期発見するための体制はすでに日本にはあります。
必要なのは「頚部超音波検査」
この非侵襲的な検査だけでカバーできることはせめてもの幸運?これは日本では開業医のクリニックにもある機器です。逆にこれまでには疾患概念が無かったので、内科医や内分泌外科医の方がこの検査には慣れているかもしれませんが、小児科医も今後頚部エコー検査は習熟していく必要があるのではないでしょうか・・・いや、検査技師さんがやってくれればいいのか。
ただ、被曝後何年後に発症しているのかはさっと見た範囲では銘記されていませんでした。
もう一つ、日本人は食事でヨードをとる習慣があることも幸運でした。現在5歳より小さい子供を持つ親はヨードを普通に摂らせましょう。
知見によると、今後気を付けるべきは内部被ばくということですから、口にしなければいいということですね・・・放射性ヨウ素を(セシウムは別です)。
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