タイの工場が水浸しになると、どうして日本にタイの工員を呼ばなければならないのか・・・
タイの従業員を少しでも働かせてあげるように?とんでもない勘違いだったようです。
代わりに日本でラインを稼動させるために、日本の非正規労働者にノウハウを教えてもらうためだったと今朝のニュースで報道されていました。
ショックでした。
今ちょうど司馬遼太郎の「世に潜む日日」を読んでいます(今更ですが)。
自分の国が沈みだしているのを画として見た思い・・・吉田松陰が黒船来航後に長州藩主宛に出した論文は、脱藩した身でありながら突拍子もない行為。官僚的な手続きの硬直さが脱藩の原因であったにもかかわらず、長州藩はその意義を認め結果的に藩主に届けられたとのこと。
沈み行く船に対する戦略は?官はちゃんと上げているのか・・・