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初心忘るべからず

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

この年末年始は早朝から日没まで、甲府盆地では消火作業のヘリの音が鳴り響いていました・・・

(元日の昼、バーミヤンで昼食をとる消防隊と一緒になりました。そろそろ?と思ったところ、その夜鎮火宣言が出ました。隣県からも応援があったようです・・・ご苦労様でした。)

昨年来の100年に一度の経済危機は「自動車」にも甚大な影響を与えています。根本的な対応が求められるのではないでしょうか。

スバルにとっての初心とは・・・

これまでも、このモデルには触れてきましたが、それはコンテンツとしてだったと思います。いまや、そのコンセプトさらには哲学に及ぶ必要があるのでは。

当時、ああいうのが流行っていたから作ったのでしょうか。360や1000のコンセプトが伝承される事を望みます。

最近、私の試乗インプレッションとカーグラフィック誌のリポートに一つの項目について乖離があるように感じます(前は私の方が閾値が高かったのですが・・・)。

「40km/hまでの低速域で多少ゴツゴツした印象を受ける人もいると思うが、そういう「日本のお客様の声」になびかない姿勢・・・」

iQのコンセプトを履き違えていたのを修正して、再度試乗したいと思います。でもその目的は、同号でほとんど同じ表現で評価されている、英国製シビックTYPE Rに備えるためかもしれません。

私が普段ドライブで楽しんでいるコーナリングはスキーで例えると、いいポイントの荷重でエッジングする事によってスキーをずらさないでカービングするターンになるでしょうか。

でもその目的がタイムでないなら、必ずしも競技用トップグレードの板が必要ではありません。逆に競技用の板でそのようなターンをするには「脚力」(=姿勢変化に対応できるシート等)が必要ですし、そもそもそれは楽しさのための板ではない。

わたしのカーライフスタイル(長距離移動が少ない)では、少し固くしてきたインプレッサ・アネシスのしなやかさの方が楽しめる時間と状況が多いように感じます(ただ、iQのパワステは確かにすばらしいと思います)。

低速域の当たりとコーナリングの楽しさについて今後の試乗で見ていきたいと思います。

今年も変わらぬご愛顧の程よろしくお願いいたします。

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