先日、岡谷の帰りに考えさせられる車に遭遇しました。
私の高速道路使用パターンではあまりお会いしない、尋常ではない飛ばし方なのです。
はじめは強烈な煽りでした。
私の相棒のリアダブルウィッシュボーンに出張ってもらって、得意のシングルレーンチェンジで左に飛んで逃げました。
「あ、この間の京都ナンバーのステップワゴンだ・・・」
月曜の同じような時間の上りの中央高速。こちらでは珍しい「京都」ナンバーのステップワゴン。実は会うのは初めてではありませんでした。
どういうのが乗っているのかとよせばいいのに桂馬の位置でうしろについていきましたが、私の相棒のKA20に珍しく鞭を入れてかなり気合を入れてもドライバーの顔を見ることはできませんでした。
天候は良かったのですが、当方はオークションで履き換えるタイヤを物色中というコンディションであるのを言い訳にそのドライバーの顔を拝むのはあきらめました。
速いんですね、ステップワゴン・・・(24ZG?)。
けっこうお付き合いさせてもらったのですが、途中、10トン級の長距離トラックの後ろにピターっと付いて煽り、ひとつ前のM-B S500に付かれてもぜんぜん退きません・・・
これは特殊なドライバーだと思うのですが、ステップワゴンの試乗を思い出すとやろうと思えばできるかもしれません(ブレーキがいい)。
以前に同じようなタイプのミニバンで普通そうなママさんが、やはりEクラスにつかれても全然退かないのを見ました(ミニバン乗りからすればM-Bもただの「セダン」?)・・・いえ、近すぎると後ろが見えないだけ(^_^;)
それだけではなく、あの目線の高さは例えばシルフィーやアリオンでは得られない優越感をもたらすのではないでしょうか。
しかし、優越感によって得られた余裕は、よりスモールへの優しさ、いたわりに使われているのでしょうか・・・
トヨタは直列4気筒の新型ガソリンエンジンを今回のノア・ヴォクシーでデビューさせました。私が高校の頃(約20年前)は4気筒2Lエンジンといえばそのブランドの柱であり、それが商用車と一緒に作られるモデルでデビューするとことは考えらえませんでした。
このタイプのミニバンが国内市場の主役の一つであるというトヨタのメッセージだと思います。
しかし、この手のミニバンが増えて「周り」も良かったと感じるには、思いやりの運転をする楽しさ、気持ちよさをいかにドライバーに感じさせるかが必要だと思います。
雲をつかむような話に聞こえるかもしれませが、エコドライブの楽しさをハイブリッドで表現したトヨタだからこそ期待するところです。
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パンダ [パンダ] (url)(2007-10-07 19:09:19 (日)
>>(ミニバン乗りからすればM-Bもただの「セダン」?)
いやいやいや、そんなことは無いですよ。コワイですよベンツ。これは運転者の意見ではないですが、マークⅡとかでも後ろにつかれたらイヤだし。
まあ、ウチの父はほとんど左車線キープなので、そういうことにはあまりなりませんが・・・
しかしステップワゴンって凄いんですね(凄いのはその人か?)。セレナじゃ多分できません。セレナはステップワゴンより重いし低速トルク重視だしCVTなんで、特に坂なんかだと普通に流れに付いていくので精一杯です。
まあ、そもそもそういう運転するクルマじゃないんですが・・・
考えてみれば私が生まれてからのウチの車暦を振り返ってみると、パオ→セレナ(ディーゼル)→セレナ→セレナと、どちらかといえば遅いクルマばかりです。父の運転スタイルもその辺が関係しているのかもしれません(仕事も若干関係してるけど)。
-パンダさんお待ちしていました・・・今出先なので、また改めて教えてください。
(パンダさんは同乗者としてこれ以上ないミニバン・スペシャリストだと思うので)
ホンダで例えるのは恐縮ですが、多くの人がどうしてストリームではなくてステップワゴンをセレクトするのか、についてパンダさんの所感をいただけますでしょうか。 — [Tanac] 2007-10-09 06:55:36 (火)