SVXはとにかく壊れます。月に1回はディーラーに持って行きます。
部品も高いし、すぐに入ってこない。
車を道具として考えるならば、この車は最悪です。
しかし、嗜好品として考えるなら、最高の車です。
現在、私のSVXは過去に例がないトラブル(故障)に見舞われています。
メーカーでも原因の特定ができないようです。
さらに、2ヶ月以上たった今でも治っておらず、修理部品もまだ揃わない状況です。
もし、これがSVXでなかったら、とっくに乗り換えているはずです。この車には、所有する喜びがあります。勿論デザイン・走行性能など非常に優れた車であることは間違いありませんが、この車の魅力は人間に対する魅力とにています。当時のスバルが渾身の力を込めて世に送り出した車ですが、いろいろと不具合も多いのも事実。しかし、一生懸命独自性を追求するそのメーカーの精神というものは他社のどの車よりも強く感じます。完璧すぎないところが、何とも人間くさくて、好感が持てます。まさに、人を好きになるのと同じ感覚がこの車にはあります。
レガシーの3リッターを代車で乗りましたが、実に滑らかでした。完成度は高いと感じました。30万高くても買うか?と言われれば、レガシーなら買いません。たしかに、性能に対する価格は安いぐらいですが、SVXのような人間の温かさがあまり伝わってこないのです。「もの作り日本」の精神は、少なからずたいていの人の心の中にもあると思います。これは、戦後の焼け野原から立ち上がった日本の原動力ですし、日本人の誇りです。これを感じられなければ、魅力は半減です。
以上、私の個人的見解です。
-追伸 所有車 SVX VE 30代男 — [まつせん] 2006-03-14 02:31:44 (火)
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-まつせん様、ご投稿ありがとうございました。私もH6VLでしたが(最近そちらではこういう言い方しないですね)、今のストリームに替えてホンダのスタッフが面白そうに乗って帰ったとき見送る私の中では、「ドナドナドーナードーナー」が流れていました・・・この温かさが伝わってこないのは、最近気が付いたんですけど、軽量化による俊敏性とそれにもかかわらず剛性を確保してることによる、いままで達成されたことのない新しい世界なのだと思います。
これは、シビック、スイフトにより顕著に見られます。私はこの「ニュータイプ」が好きです。これらは軽量化が必要条件で、ましてAWDではスバルに並ぶ物はありません。シビック、スイフトはなぜか「しっとり」感があるので、スバルも軽量化は今のままでこのしっとり感が出てくれば、「温かみ」につながるような気がします。次のレガシィのマイナーチェンジ、B9トライベッカに期待したいと思います。 — [Tanac] 2006-03-14 11:20:04 (火)